二郎インスパイア店

二郎は味を論じてもあまり意味がなくて、ユンケルやマムシドリンクやスポーツ飲料水やビタミン剤みたいに栄養補助食品としての性能について論じるか、ベストセラー「清貧の思想」やTVドラマ「一つ屋根の下」みたいに貧乏や労働をいかに肯定的に描くか、横浜のラーメン博物館が第二次大戦後の焼け野原の日本を再現したテーマパークであるのと同じように、そういう種類のテーマパークだと思う。


二郎のインスパイア店でファミレス風の駐車場アリで使い勝手の良い清潔感のある店作っても失敗するわけで、同じインスパイア店でも、**製麺所みたいに、客席が厨房風・工場風になっていて、単純肉体労働や製造業をカッコよく見せる要素みたいなのがウケている。