文学フリマ出店者属性 2

佐藤 http://0tas.blog118.fc2.com/ 2009/05/27 21:42


重要なのは、文学フリマに読みたいものがもっと並んで盛り上がるための提案をしている点で、続けざまにその提案を実践して見せていることを含めて素晴らしいのです。重要なのは、同人サークルの属性を定義することでも、彼らの典型的な遍歴を挙げることでもありません。この記事のどこがきちんと触れているのでしょうか。私はこの記事に対して気分が悪いと書きました。その私が面白いなどと思うはずがないでしょう。そんなことがわからないのですか。わざと曲解しているのでしょうか。あなたにとっての言葉は曲解したり気分を害させたりするためにあるのですか。そんなことはないでしょう。伝えたり、理解するために言葉はあるはずです。

エンターテイメントは誰に向けられているのでしょうか。文学フリマの参加者や来場者でしょうか。彼らは典型的な例として挙げられている自分たちの遍歴を改めて見せ付けられて落ち込んだり、同人サークルをあざ笑ったりするために記事を読むのではありません。この記事は、対象としているであろう読者を裏切っています。エンターテイメントを名乗るのであれば、彼らの期待にこたえる義務があります。期待にこたえてください。


>それをBLOGという不特定多数が目にする所に書くのか書かないのかは正直迷う。


書かなくて結構です。どこに迷う必要がありますか。もっとえぐい話のことをちらつかせているのは、何の意味があってそうするのですか。脅迫でしょうか。自分の言葉がいかに毒々しく読む人を傷つけられるかをアピールしたいのですか。そんなことをする必要はないんですよ。

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id:takatako 2009/05/28 01:44
>真横に二つ並べて置いて、違いを聞かれたら「表紙が違うだけで、中身は同じです。」と答えるやり方で売ってました。


情報をありがとうございます。偉大な勇気ある先達の調査、興味深く思います。私どもの冊子はアニメ風イラストを使用しているにはそれなりに考えがあってのことですが、むしろイラストのない方が手に取られやすい現状があるとすると、それなりに自分のしていることに明確な理由をつけて発信していかないと行けないと思いました。


あと、書くべきか迷いながらですが、上の議論(?)は着地点がなさそうなので、いただいたコメントは真摯に受け止め、終了とした方が良いのではないかと思いました。しかし突然現れて私は何様だ? すみません。

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kidana 2009/05/28 02:11
id:takatakoさん
ありがとうございます。

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kidana 2009/05/28 03:34
佐藤さん宛
HPを見せていただいた限り、同人活動歴一〜二年という感じで、非常に初々しいですし、同人活動に夢も希望のある時期に、自分の同人誌の感想をLOLさんから頂いて、コミュニティや物差しを作ろうと提案されれば、嬉しいし、頼もしいというのは理解できます。
同人作家にとって、自分の創作物に対する感想をもらって嬉しかったら、そのお返しは相手の創作物 http://lollollol.exblog.jp/7900828/ を受け取って、感想を返すという事だと思います。


私とLOLさんに関していうと、2002年の第一回文学フリマから参加していて、かれこれ7〜8年ほどやっている計算になります。LOLさんとは飲み会をご一緒させて頂いたときもあって、色々な話を聞かせていただいたりもしました。


http://lollollol.exblog.jp/9998436/ より
>率直に言うと、入手段階で昔からの文芸同人と、大学の文芸サークルは避けるようにした
>上記の2系統以外にも、複数の仲良しでやってたり、公募で会員を集めてる規模の大きめなサークルにもいえることで、


LOLさんはAサークル(ネット上の投稿ポータル含め)に対して
排他的なんですね。排他的である理由は、私の目から見ると
自分達のような弱小個人サークルよりも組織としての基盤がしっかりしていて、力があるから、嫉妬の感情で排除しているように見える。


これはCサークルに対しても同じで
http://lollollol.exblog.jp/10954208/ より
>即売会を理解していて、売る工夫などもちゃんとしているCのジャンル小説系のサークルが増えてくる。とすると、文学フリマの独自性ってのはなくなっちゃうんじゃないかと思ってしまう。


私の目から見ると「売る工夫などもちゃんとしている」Bサークルも
Cサークルに入れられて、LOLさんの目から排除されているように見える。元々LOLさんの定義したBとCの違いは、文学フリマ以外にも出店しているかどうかで、そんなのは会場で店を見ても判らないわけで、表紙がきれいなカラーイラストだったり、机の上のディスプレイがきれいで即売会慣れしているように見えたらC(仲間や身内ではない人たち)に見えるというだけなんですね。

A(コミュニティ・組織としての基盤がしっかりしている)

C(売るための工夫がしっかりしている)

というB(自分達)よりも優れた何かを持っているところから
良い所を学んで、取り入れて行けば良い話で

7年もやっていれば文学フリマをきっかけに作ったサークルでも
20年30年の歴史ある同人誌に入って、コミュニティの運営を学んだり、
自分達でネットポータルのコミュニティを作って、即売会で買った同人誌から良い文章書いている人たちを勧誘してきて、ネットワークや組織を作ったり、
文学フリマ以外の販売ルートを開拓したりは、みんなやってます。
「ありがちなパターン」で書いているのは、その人たちを排除するなよということです。


「提案の着地点」に関していうと、7年間も活動して、他のコミュニティに参加しなかったし、自前のコミュニティを拡大させることもなかったLOLさんが、今後コミュニティを自前で運営したり、どこかのコミュニティに入ったりはしないと思う。


>文学フリマに読みたいものがもっと並んで盛り上がるための提案をしている点で、続けざまにその提案を実践して見せていること


と書いてますが、LOLさんは実践しない・コミュニティを作らないと思う。私とLOLさんではコミュニティという語の意味が違う可能性が高いし、作らないことが悪いとも思わないですが


http://lollollol.exblog.jp/9998436/ より
>特定の意向を持つ編集権が弱いから、つまんない作品でも載せざるを得なくなるし、雑誌の統一感もとれない。


>そもそも同人誌は作者=読者であって、もともと部外者が読むことを想定して作ってないから、はっきりいって編集権がないなんてことには良いも悪いもない。ただ、文学フリマが誕生して、それに参加するってことになるとそうはいかなくなってくる。作家と読者の明確な線引きが必要になってきて、つまりそれが編集することだと思う。ただ、それだとあんまり商業ベースと変わらないんじゃないかとも。


ここの部分がクリアできないのが大きい。同人ベースじゃないと出来ないこととはなんなのか?非商業であることのメリットとは何なのか?


http://lollollol.exblog.jp/10954208/ より
>コミュニティとして成立したほうが判断の物差しができやすい。物差しができれば、文フリ大手サークルなんかもできて、底上げになってくると思う。まあ、要するに即売会での売れる工夫を考えると共に、他のも積極的に買って中身を評価していこうぜ、ということです。


書き手として、外(編集)から口出しをされたくないから、個人・もしくは少数の仲間とやっているわけで、そもそも他人から物差しを示されたくない人たちがやっているわけ。Aサークルの中で喧喧諤諤の論争とかやりたくないから、Bサークル(個人・少数の仲間)なわけで、しかもBサークル同士で「他のも積極的に買って中身を評価していこうぜ」というのは、お互い社交辞令として褒めあおうぜだし。それってhttp://lollollol.exblog.jp/9998436/の「複数の仲良しでやってたり」でしかないわけで、その複数の仲良しの中でも、話が合わない人はまた外れて、自分が元いた仲良しグループをAサークルだと決め付けるみたいな無限ループが始まる。