架空インタビュー

インタビュアー:亀田さんのボクシングは八百長だという人もいますが。
亀田:ヤオとかガチとかを越えた物がボクシング。ヤオもガチも全部含めてボクシングなんだよ。
インタビュアー:発展途上国のボクサーで、自国では強いのにお金をいっぱいもらえる日本では負けてばかりという星売りボクサーがいると聞きます。
亀田:そういうことをいう人は実際にボクシングをやってみれば良い。はじめから負けてくれる相手に、痛い思いをして殴られる馬鹿がいますか?俺達はリングの上で体を張って闘っている。それだけが真実。ヤオかガチかは関係ない。
インタビュアー:前回の亀田次男の試合は秒殺で終わり、説得力に欠ける試合でした。今回は、6Rもの間、お互いのボディーを殴りあい、ブック破りだと誤解したセコンドがもめる一幕もありました。
亀田:ボクシングを見慣れたセコンドが、シュートだと勘違いするほど、迫力のある試合をしたということ。これが俺のやりたかった真のボクシング。わき腹にはお互いの良いパンチが入って、実際に相当苦しかった。
インタビュアー:ボクシングの試合においてお互いの頭部を殴らないのは、予期せぬKOを未然に防ぐためとの噂もあります。
亀田:それはない。試合後、約束が違うとマジ切れする父親をなだめて、相手選手、相手側セコンドと抱き合ったのは俺。周りはブック破りだと騒いでも、拳を交えた物同士は分かり合える。それがボクシング。実際に闘ってもいない人間にどうこう言われる筋合いもない。父親が勘違いするほど迫力のある良い試合を作り上げた。それがすべて。
インタビュアー:今日はどうもありがとうございました。