文芸同人誌カルチャー

文フリリンク集を
http://d.hatena.ne.jp/kidana/20070916
作っていて思ったのは
いまでも文芸同人誌カルチャーってあるのだなと。
30年ぐらい前は、早稲田文学新人賞受賞から
文学界新人賞を受賞し、芥川賞を取るのが
純文学のエリートコースだったらしいが
いまでも、大手純文同人誌新人賞として
早稲田文学
http://www.bungaku.net/wasebun/info/shou.html
三田文学
http://www.muse.dti.ne.jp/~mitabun/shinjin0.html
江古田文学
http://www.art.nihon-u.ac.jp/literary/ekodabungaku/award.html
の三つがあって、3田文学と呼ぶらしい。

そこから五大文芸誌文学界・新潮・群像・すばる・文藝が
それぞれ新人賞を持っていて
さらにその上に、芥川賞三島由紀夫賞がある。
文学界の巻末には同人月評があり、毎月何百という同人誌に載った同人小説から良かったものを選りすぐって選評している。

ネットでは「デジタル文学館」
http://dijitalbungakukan.web.fc2.com/index.htm
というのがあって
文芸同人誌に載った作品で優秀な物をオンラインで公開するアーカイブがある。
文芸同人誌案内http://www.geocities.jp/hiwaki1/doujin/douindexF.htm
では125誌もの文芸同人誌が横のつながりを持っている。

そういう世界を知らなかったのは単に興味がなかったからなんだろうなと思う。まあ、これからも純文学には興味を持たない気がするが。