五年程前、わけあって母校の帝京大学八王子校舎に行ったことがある。
帝京の隣に、歩いて３０分ほどの距離で中央大学もあり、
中央は偏差値にして帝京より１０以上うえの大学である。
あの辺りを夜歩いていると警察から職務質問をされ、帝京の学生だと伝えると警官から
「馬鹿の方の学校ね」と言われた。
学生のときは気付かなかったが、大人になってから学校を訪れると、帝京の学生と中央の学生の偏差値の差が、外見にまで表れている気がした。私の身長は１７０センチなのだが、帝京大学校内を歩くと皆自分より十センチほど背が低い学生ばかりで、男女とも小学校高学年から中学生のような外見をしていて、服装はトレーナーにミニリュックで女の子は篠原ともえのようなファッション＆外見をしている。話が盛り上がっている男女を見ると、ファイナルファンタジー、ポケモンなどのテレビゲームの攻略法で盛り上がっている。
対する中央は男女とも私より十センチは背が高く、リクルートスーツに革のブリーフケースやアタッシュケースを持っており、話が盛り上がっている男女を見ると、司法書士、司法試験などの資格試験の攻略法の話をしている。芸能人に例えると、篠原ともえと同じ年の松たか子のような外見をしている。篠原ともえと松たか子が同じ年なのは事実だが、外見上同じ年齢に見えないし、そもそも人種が違うように感じる。偏差値という頭の発育だけではなく、身長や外見も含めて全体の発育の違いがあるのではないかと思った。
P.S.中央は社会人入試や夜学や大学院もあるので、１０代２０代の学生と一緒に、４０代５０代の学生も多く、それが１０代２０代に還元されるというのが一因としてある。
