レコードを譲られた話

昔、タモリが早稲田の先輩から、ジャズのレコードを譲ってもらうことになって、その人の家に行ったらしい。ジャズ好きの先輩で、色々マニアとして有名な人で、十年掛けてジャズのレコードを集めたが、レコードが多すぎていらなくなったから全部やると言われて、何枚あるのか聞いたら「3000枚」と言われて、「一年が約300日だとして、一日一枚買って十年で3000枚か。その人にしては少ないな」と思っていたら、3万枚の間違いだった。という。一日に10枚のレコードを買って、全部聞いたのかなと思って行ったら、封を切ってないレコードが何枚もあったらしい。タモリさんのコラムでその話を読んで、コラム内でその先輩の名前が出てこなかったから、有名人ではない人かと思っていたら、その早稲田の先輩は植草甚一で、大橋巨泉といい、植草甚一といい、早稲田のジャズ研はすごいなと思った。wiki植草甚一見ると4000枚に成っているが、俺が読んだコラムだと3万枚。まあ、どっちでも良いが。