wikiのアネクドート

冬の最中、肉を買うために5時間も行列に並んでいたイゴーリはとうとう耐え切れなくなってしまった。彼は飛び跳ねて叫びはじめた。「もう耐えられるもんか!こんな『発達した社会主義』などくそくらえだ!こんな制度は完全に腐ってる!」数分後、いかめしげなトレンチコートの男がイゴーリに近づいて、彼の頭をゆっくりとゆすった。そして指をピストルの形に曲げてイゴーリのこめかみに当てると、そのまま何も言わずに立ち去って行った。イゴーリはひどく落胆して家に帰った。「どうしたっていうの?もう一度お肉を買いに行かないの?」彼の妻が聞いた。「無理だよ。」イゴーリは言った。「もう、ピストルの弾さえないんだ。」


なんか好きだ。