現代詩手帖と言えば

http://www2s.biglobe.ne.jp/~ipsenon/memo4.html より


00/02/06 (4)
 長谷康雄さんは、昭和38年(1963)の投稿活動に対して、 昭和39年度第4回現代詩手帖賞を受賞されるわけですが、 もともとこの手帖賞の賞金は「詩集刊行」ということでした。 これだけなら、だれでも「タダで詩集を出してくれる」と思うでせうし、 当時の読者なかんずく投稿常連はたいていそう思いこんでいたといいます。 ところが、実際には、受賞者が詩集制作費用を負担しなくちゃあかんかったのです。
 ま、ケチくさい話ですが、当時の思潮社としては、 新人の受賞詩集をタダで作る余裕などカケラもなかったのでせう。 ま、それでも多少は安くしてくれたのでせう。詩集『母系家族』は、 100部だけの買い取りだったそうです。(定価×100)


思潮社から詩集を出すのに掛かる費用の概算
http://www12.ocn.ne.jp/~office36/j_kai_10_04.htm
を見る限り、1998年地点で200万円ぐらいのようです。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~ipsenon/memo4.html
を見ても500部200万円ほど。
その他情報
http://raintree.txt-nifty.com/raintree/2006/02/post_9e6d.html