笙野頼子

http://enjoy.pial.jp/~fdi/ms_shono_contents1.htmlより
「日本で妙にマスコミが言う『外国に純文学と大衆文学の区別はない』という言い方について尋ねてみた。」
「ロサンゼルスのブックフェアに行った翻訳者から知人が通訳して貰って聞いてきたというのだけれど、リテラリーフィクションとコマーシャルフィクションという区別がアメリカにはあって、アメリカの新進作家と話しているときにその単語が出てきたというのだった。」
「ピュア・リテラチャーという言葉を尋ねるともちろんない。が、リテラリーフィクションという言葉はすぐ通じる。」