こんなカオスラウンジは嫌だ/天才たけしの元気が出るテレビ風に

黒瀬陽平さんの展示作品ガイドが理路整然としている
全然カオスじゃないだろ
・会場で中田カオスぼたん師匠が漫才をしている
あんさん、えらいことしてまっせ
・リトル・アキハバラ・マーケットなのに会場が六本木
東日本大震災津波秋葉原六本木ヒルズまで流された設定。ヒルズというぐらいだから小高いの丘になってて、丘の下にたってるビルの三階と上に立ってるビルの二階が渡り廊下でつながっていて、自分が何階にいるのか分からなくなったりする場所の三階まで流された。
・そこそも、コミックマーケット秋葉原で開催されてない
晴海や舞浜から六本木まで流された
・「日本美術を埋葬する」の元ネタはビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のレコードジャケット
ビートルズが歴史上の偉人達の書き割りや立て看板に混じって、写っている奴。日本美術を埋葬すると言いながら、元ネタは洋楽じゃねぇか。
・「死と再生」のテーマの元ネタはイエス・キリスト
展覧会のサブタイトル「日本的イコノロジーの復興」
欧米か!
そもそも復興自体、髭男爵の「 ルネサンス!(文芸復興)」
・「死と再生」のテーマに森ビルから苦情「回転扉事故には触れないで」
古墳に凝っているという黒瀬さん「丘を見ると古墳かと疑う」発言。六本木ヒルズ=丘に立つ森ビルを墓碑扱い
ビートルズアビーロードのジャケットをイコロジー的に読み解く黒瀬さん「死と再生」を語り出す
ネタが語り尽くされている
・メインビジュアル作品「リトルアキハバラ@謝肉祭*ぉハョー/^0^\美術コア」の謝肉祭、イエスキリストの復活を祝う祭りじゃん、「日本的」イコノロジーはどこ行った?
美術コアって、隣の英訳見るまで、ハードコアをもじったアートコアだと気づかなかった。
・「こんなカオス*ラウンジは嫌だ」のをやっているのが鉄拳
同じアート系で「悲しい時ー」の「いつもここから」も入れたい。


全体的に1970年代色が強くて。福島第一原発観光地化計画展の元ネタも大阪万博だったり、「情報社会の情念」の寺山修司論も込みで70年代をテーマにする必然性がどこかにあるのだろうなと思う。


ハイカルチャーポップカルチャー、アカデミズム/ニューアカデミズム、オタク=ナード/サブカル=ギーグの差異について考えたりする。