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カツアゲ

高校の下校時にショートホームルームで担任が言った。

「この近くで小学生によるカツアゲが発生しているので、下校時はなるべく一人にならず集団で帰るようにしてください。」

当時、俺達高校生じゃん。小学生にカツアゲされるのを恐れて集団下校ってなんだよと思ったわけ。何でも小学4年生から6年生からなる男女6人組が中学二年生の男子二人を刃物で脅して、合計二千円カツアゲしたらしい。

ツッコミ所が多すぎて、どこからツッコんで良いか分からないが、まず、小学生にカツアゲされる中学生男子のカッコ悪い感じ。そして、被害に会ったのが男子中学生二人という部分。一人だったら、走って逃げれたと思うわけ。二人だと「友達を置いて一人で逃げた」と言われるのが嫌で、逃げるという判断が遅れる。小学生に「金を出せ」と言われて、友達の手前、逃げるわけにも行かず「おいおい、何言ってんだよ」と余裕ぶって、小学生の相手をしているうちに、6人に囲まれて刃物を出されたパターン。

問題は、刃物のサイズで、小学校で使うプラスチックの安全ハサミぐらいなら余裕だけど、20センチのアイスピックとか、出刃包丁とか出されると、さすがに相手が小学生でも6人とも20センチ大の刃物持っていれば、刺す気がなくても逃げるときにハプニングで刺さる可能性がゼロではない。

最終的に、小学生が中学生二人からカツアゲした金額が、一人千円づつの合計二千円という小学生値段な所まで含めて、結局勝ったのは、値段交渉に成功した中学生なんじゃないかとか。下校時の中学生の財布の中に入っている金額を考えれば、昼飯代か下校時の買い食いの費用ぐらいの物で、一人千円が妥当と言えば妥当かも。