おっさんが昔を懐かしむ系のムックだよ。「
三丁目の夕日」とか雑誌「
昭和40年男」と同じ方向性だけどさ「子供の頃、金がなくて買えなかったアレがいまなら買える商法」が、
団塊世代から
団塊ジュ二アにターゲットが移ってきたのだなぁという感じだ。(ちなみに
ブックオフのチャンドラー著「長いお別れ」のあとがき読むと「
双葉十三郎くんにすすめられて読んだのが〜」なんて表記があって、
双葉十三郎って1910年生まれでしょ、百年以上前に生まれた人が、くん付けで呼ばれているってことは、あとがき書いている人、何歳なんだって話だが)90年代に東京の古本屋で80年代の宝島を買いあさって、大事に抱えて読んでいた自分としては、複雑というさぁ。GASTUNKのボーカルが、同窓会に行ったら還暦迎えたおじさんばっかりだったとか、ウィラードやラフィンノーズでドラム叩いていた人が、いま高円寺でステーキハウス
KYOYAやっているとか、なんだかんだ言っても
町山広美さんの「テレビは誕生60周年で還暦を迎えた」は頭の良い人がいかにも言いそうな秀逸なジョークで輝いているなぁとか。「インタビュアー:
関川誠」の文字に感動したり。