矢沢永吉は何故「永ちゃん」なのか

フルネームで「矢沢永吉」。普通に考えると「矢沢さん」という呼び方になる。矢沢さん、やざわさん、ヤザワサンと、何度か名前を繰り返し呼ぶうちに省略されて「やーさん」になる。当時、キャロルは革ジャンリーゼントの暴走族ファッションで、不良とされた。解散コンサートが火事になったこともあり、厚生年金会館などの公共施設をコンサートで借りることが、ソロになったばかりの矢沢さんにとって困難な時期があった。役所は暴力団関係者に公共施設を貸し出さない以上、ニックネームであれ「やーさん」と呼ばれるのはまずい。とはいえ、「矢沢さん」と呼ばれていれば、どうしても省略形は派生してしまう。そこで、苗字でなく名前の「永吉」を持ってきて、「永さん」だとコピー用紙のサイズみたいだから、チャンに変えて、「永ちゃん」になったと推測。単に、佐藤栄作首相の「栄ちゃんと呼ばれたい」をマネたのかもしれないが。


アントニオ猪木の赤い闘魂マフラータオルと矢沢永吉のYAZAWAタオル、どちらがオリジナルか?キャロルのデビューと新日本プロレスの誕生が同じ1972年。1973年にかぐや姫神田川が大ヒットし「赤い手ぬぐいマフラーにして」と歌っている。赤いマフラータオルのオリジナルは神田川か?