プロレスリングノアの軍団抗争

プロレスには、正規軍VSヒール軍団の軍団抗争があって、ストーリーラインを引っ張る役割があるのですが、失敗すると軍団が多くなりすぎて、しかもそれぞれのグループのカラーが見えないまま、ストーリーもキャラクターも生まれずに終わってしまうことがあります。



よくあるのが、軍団=タッグチームで、2対2のタッグマッチシリーズに合わせて、即席で作られた軍団抗争などは、軍団が8チームぐらいに分かれてトーナメントとかやりだして、チームとしてのカラーも何もないまま、勝手に始まって勝手に終わるわけです。


いまのノアには4つの軍団があります。


・ブレイブ(丸藤正道・杉浦貴・石森太二・モハメド=ヨネ・リッキー=マルビン・森嶋猛
・正規軍
・ノーマーシー(KENTA・高山・マイバッハ谷口・平柳玄藩)
・SAT(秋山準齋藤彰俊潮崎豪


カラーとしては、ノーマーシーがヒールで、ブレイブ・正規軍がベビーでしょうか。


もう少し分かりやすくすると、ノアという会社の


・ブレイブ(取締役/副社長丸藤・取締役森嶋・元取締役杉浦)
・正規軍(正社員/何も表明しなければ自動的にここ所属)
・ノーマーシー(アルバイト/自主退職後フリー高山)
・SAT(リストラされた元正社員/リストラされ現在フリー斉藤)


従来型のベビー対ヒールが、正規軍対ノーマーシーになるわけですが
ブレイブもしくは正規軍対SATだと、悪の経営者に対しリストラされた社員が仕返しをするというWWE的なストーリーが入り込みます。
SATは本来、「ノア・ヘルスクラブ」を名乗るべきだと言われます。