西村修選手無我から全日へ

最初聞いたときは、ありえないと思ったし、西村修選手の選手生命終わったと思ったが、色々情報が出てくると見方が変わってきた。
無我と全日では大して経済状態は変わらないだろうし、試合数が違うとはいえ、無我旗揚げ時の中核メンバーで、エースを張る西村修選手が、新人を連れて二人だけで移籍はありえないと思った。


藤波辰巳代表と西村修選手の行き違いや、無我対全日の流れだけが最初は見えたが、もう少し大きな流れを見ると、今の日本のプロレス界が大きく三つのグループに分かれていて、その中で無我が独立で立ち行かないとした時にどこと提携するかという話なのだと感じた。

・新日−ドラゴンゲート−CMLL
・ノア−ゼロワン−AAA−ROH−グローバル・レスリング連盟GPWA
・ハッスル−武藤全日

という組み合わせの中で、藤波無我がノアへ寄り添い、西村修選手がハッスルサイドへ行った。
新日を割って出たからには新日以外と絡んで色々試したいだろうし、新日に組み込まれるのは最後の選択だとして、ノアかハッスルか。プロレス不況の中、堅実経営で一番安定しているのがノアとはいえ、多くのフリーレスラーがノアを頼っている現状、ノアも人材を余らせており、西村修選手が入った所で小川良成選手などとキャラがかぶるし、ノア的に無我を迎え入れるメリットがない以上、提携のメリットが双方に薄いと思われる。
プライドが潰れて、三つのグループの中では経済状態が一番悪いと思われるハッスルだが、芸能人中心のプロレスを組んでおり、プロレスラーの人材が少ない上、選手生命が長くない武藤敬司選手と、エースの器と呼ぶには物足りない小島聡選手の全日なら、あわよくば西村修エース路線もありえる。少なくとも無我がノアに吸収されるとして、西村修選手がノアのエースを張る可能性よりもは、まだ、武藤全日でエースを張る可能性の方が高いだろう。
今回の出来事はノア−新日の二極構造から、ハッスル込みの三極構造へととらえられるような気がする。
ちなみに無我は吉江豊選手エース路線で行くのかと思いきや、ヒロ斉藤選手をエースに添えるらしい。ヒロさんのベビー転向にヒールの後藤達俊選手が公式BLOGで怒っている。
関連HP
デイリー
http://www.daily.co.jp/ring/2007/10/20/0000704662.shtml
プロレス多事争論
http://blog.livedoor.jp/usatoraseven/archives/50736333.html
身勝手日記
http://blog.livedoor.jp/hirotsugu1069/archives/50750967.html
別冊・プロレス昭和異人伝
http://igindenwrestle.seesaa.net/category/3964922-1.html
ケロぐhttp://ameblo.jp/kerog-2006/
西村修公式http://www.pure-blo.com/nishimura/
後藤達俊公式http://ameblo.jp/mr-bd/
吉江豊公式http://blog.livedoor.jp/tendontabetai2006/
無我公式http://www.muga-world.jp/
武藤敬司公式http://mutoh.keyblog.jp/blog/